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鴻池運輸、独政務次官と次世代物流構想で意見交換

2024年2月7日 (水)

▲視察の様子(出所:鴻池運輸)

環境・CSR鴻池運輸は6日、ドイツ連邦デジタル・交通省のオリバー・ルクシッチ政務次官が、同社の鴻池技術研究所イノベーションセンター(技研IC)を視察したことを公表した。

今回の視察は、鴻池運輸が研究、取り組みを進めるインダストリー4.0分野の先進国であるドイツより、日本の技術革新・DXに取り組む物流企業やドイツ企業と協働している企業との面談の要望があったことに応えるもの。視察は1月25日に実施された。

技研ICは、2021年3月に東京レールゲートWEST棟内の同社物流拠点内の一角に開設した、最新自動化機器の開発・導入実験や、国内外のスタートアップ技術の実証実験など、物流現場における技術革新・DXを加速させるためのオープンイノベーション拠点。

同社からは、最新技術と現場で培われてきた職人の技術との掛け合わせによる独自の技術革新・DXの考え方や技術革新・DXを推進する意義の説明に加え、物流・請負の現場で培った 3PL・3PPの現場力に新技術を活用したコンサルティング機能を加えた4PL・4PP(4th Party Logistics・4th Party Production)の確立を目指す将来構想が説明された。

オリバー政務次官からは、物流現場への自動化機器の導入など、ドイツにおいても取り組まなければならない課題が共通している点を挙げ、技研ICのメンバーとも活発な意見交換が行われた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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