ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鴻池運輸、駐日インド大使らが技術開発拠点を視察

2022年7月8日 (金)

▲「鴻池技術研究所イノベーションセンター」を視察した駐日インド大使館のGoel 政治・商務担当官(左から2番目)とVerma 大使(右から2番目)ら(出所:鴻池運輸)

ロジスティクス鴻池運輸は8日、駐日インド大使館のSanjay Kumar Verma大使とAbhishek Goel政治・商務担当官が、「鴻池技術研究所イノベーションセンター」(東京都品川区)を視察したと発表した。

鴻池運輸が注力領域と位置付けるインド事業についてVerma大使とGoel担当官にかつて説明した際に、鴻池運輸グループの技術革新の取り組みを印象付ける機会として企画提案して実現した。

イノベーションセンターは2021年3月に「東京レールゲートWEST(ウエスト)」内に開設。最新自動化機器の開発・導入実験をはじめ国内外のスタートアップ技術の実証実験など、物流現場における技術革新を加速させるためのオープンイノベーション拠点だ。

Verma大使らの視察時には、鴻池忠嗣・鴻池運輸取締役専務執行役員が、鴻池運輸の「現場力」の強化や労働力不足への対応に向けた技術革新を推進する意義について説明。最新技術と現場で培われてきた職人の技術との掛け合わせによる独自の技術革新の考え方を紹介した。

▲実証実験を視察する様子

具体的な取り組みの例として、イノベーションセンターが進めるピッキング ロボットとAMR(自律走行搬送ロボット)の連携による倉庫自動化オペレーションの共同実験などを披露した。

Verma大使とGoel担当官は、鴻池運輸グループの多種多様な現場に自動化機器を導入する難しさや、実証実験で得たデータ活用方法などに強い関心を示し、イノベーションセンターのメンバーと活発な意見交換を交わした。