東急ストアが積載率向上、休配日設定など配送改革

サービス・商品東急ストアは8日、物流の2024問題における物流コストの増加、ドライバー不足、およびカーボンニュートラルの実現に対応するため、店舗への配送方式を変更することを発表した。この新しい配送方式は、東急ストア・プレッセの全店舗に適用される。

同社は、食料品の安定供給の維持を目指し、23年10月に首都圏SM物流研究会に参加。さらに、物流およびサプライチェーン全体の効率化につながる配送方式の検証を社内プロジェクトで進め、そこで一定の効果が見られたとして、配送効率を最大8％向上させることを目標に、今回の配送方式変更に取り組む。

今回の配送方式変更では、納品車両の満載を前提として、車両効率を重視した店着時間枠を設定する。

また、積載率の低い便の廃止による納品車両台数の削減やドライバー待機時間の削減、納品車両台数を削減も目指す。

さらに、一部店舗（フードステーション業態）において、加工食品の休配日を設定することなどに変更する。加工食品の休配日を設定する店舗は、現在実施している5店舗から、24年度中に11店舗までその数を拡大する予定である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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