飯野海運、森林クレジット調達でGHG削減

環境・CSR飯野海運は19日、自社グループの国内事業から排出される温室効果ガス（GHG）のオフセットを目的とし、林業などを手掛ける田島山業（大分県日田市）が創出した森林由来のJ-クレジットを購入する契約を締結したと発表した。

J-クレジットは、適切な森林管理によるCO2などの吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。田島山業は、12平方kmの山林を管理し、その中には環境省から自然共生区域として認定された1万6400平方mの森林も含まれている。

飯野海運は生物多様性保全にも注力しており、埼玉県長瀞町での森林づくりや、飯野ビルディング隣接の公開空地「イイノの森」を通じた取り組みを進めている。J-クレジットの活用は、国内林業の支援、水源かん養機能の向上、豊かな森づくりに寄与すると評価している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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