行政・団体豊田自動織機は22日、エンジン国内認証における違反に伴い、国土交通省の立ち入り検査を1月29日に受けたことを公表した。検査により、産業車両用エンジン3機種の型式取り消し手続きが開始され、さらに、不正行為を起こさない体制への抜本的な改革を促す是正命令が発出されたことも明らかにした。
型式取り消しとなるのはフォークリフト用ガソリンエンジンの「4Y」「1FS」の2機種と、建設機械用ディーゼルエンジン「1KD」の計3機種。
是正命令では、業務運営体制の再構築、エンジン・車両開発全体の業務管理手法の改善、不正行為を起こし得ない法規・認証関連業務の実施体制の構築など、抜本的な再発防止策を策定することが命じられており、この再発防止策を1か月以内に報告すること、さらに四半期ごとの状況報告が義務付けられる。
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