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神戸にGLP全館冷蔵施設が完成、藤原運輸が1棟利用

2024年3月1日 (金)

▲「GLP六甲V」(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は1日、神戸市東灘区に全館冷凍冷蔵物流施設「GLP六甲V」が完成したと発表した。JA三井リース建物(同)が開発した同施設は、日本GLPが設備や仕様の企画・開発をサポートしており、完成と同時に取得した。総合物流の藤原運輸(大阪市西区)が専用施設として一棟全体を利用する。

延床面積は1万151平方m。六甲アイランドに位置し、アジアや日本国内のハブとして機能する神戸港へのアクセスが良く、輸出入貨物の保管拠点として機能するほか、阪神高速5号湾岸線・六甲アイランド北インターチェンジ(IC)から1.1km、阪神高速3号神戸線・魚崎ICから3.4kmの距離にあり、神戸市内や関西・中国地方への配送も可能な中間物流拠点として位置付けられる。

庫内は有効天井高6m、耐荷重は1平方m当たり2トンと、多様な商品の保管ニーズに対応できる。冷凍冷蔵施設の2030年問題で問題視されているHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)ではなく自然冷媒を採用し、環境負荷を低減している。

▲エアシェルター・ドックシェルター

藤原運輸は、国内外の物流サービスや3PL事業など、商品の品質維持・管理、温度帯別管理など多機能物流サービスを展開。GLP六甲Vでは冷凍保管を主体とし、日本GLPの物流課題解決を支援するサービス「GLPコンシェルジュ」と連携して事業拡大を目指す。

「GLP六甲V」概要

所在地:兵庫県神戸市東灘区向洋町東3-6-2
敷地面積:5000平方m
延床面積:1万159平方m
構造:地上4階建て、耐震、鉄筋コンクリート・鉄骨造
着工:2022年10月
完成:2024年3月
認証取得:CASBEE認証
アクセス:阪神高速5号湾岸線・六甲アイランド北ICから1.1km、阪神高速3号神戸線・魚崎ICから3.4km

▲広域周辺図(クリックで拡大)

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