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大和ハウス懇談会、リノベ拠点の開発推進へ

2024年3月4日 (月)

拠点・施設大和ハウス工業は4日、メディア懇談会を開催した。

▲スピーチする芳井敬一CEO

会は芳井敬一CEO(最高経営責任者)の人的資本経営に関するスピーチから始まり、乾杯の後は各重役、役員を囲んでの懇談が行われた。懇談の中で物流施設を扱う建設事業の本部長を務める下西佳典取締役専務執行役員に話を聞くことができた

下西氏は国内での物流施設開発需要について、「国内では半導体などの工業生産の気運が高まっており、その周辺の製造業、製品を動かすための物流拠点の需要も高まってきている」と語った。

▲下西佳典・取締役専務執行役員

また、「住宅も商業ビルもリノベーションして再利用することが当たり前になっている。物流施設、倉庫においても地震対策が始まった築年数50年未満、できれば20年未満の物件は積極的に活用していくべきだし、時流にも合っている」と施設リノベーションの重要性を力説。「資材高騰の折、ゼロから立て直すよりも経済的だし、着工から完成、稼働までも短時間で良い」とメリットを強調した。

さらに「大和ハウスはこれまで多くの商業施設、店舗を作ってきたが、多くは20年程度の借地で行ってきている。切り替えの時期になってきている物件も全国に多数あり、これを活用しない手はない」とし、「そうした既存物件の大きなネットワーク、蓄積が大きな財産」と、大和ハウスの強みを語った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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