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味の素、北米事業を再編

2013年1月11日 (金)

フード味の素は10日、北米のコンシューマーフーズ事業を再編し、4月から味の素ノースアメリカ社(ニュージャージー州)の同部門に、アメリカ味の素冷凍食品社(オレゴン州)の開発・マーケティング・販売部門を統合、調味料・加工食品などのドライ食品事業と冷凍食品事業の一体運営を行うと発表した。

現地スタッフによる「顧客対応型開発営業」をドライ食品事業にも展開し、事業の拡大を図る狙い。

この再編により、ノースアメリカ社はコンシューマーフーズ事業部門をロサンゼルスからオレゴン州ポートランドに移し、ドライ食品事業と冷凍食品事業の開発・販売の一体運営に取り組む。これにより、アメリカ味の素冷凍食品社は、北米を中心とした冷凍食品の生産会社となる。

冷凍食品事業の成功モデルをドライ食品事業に展開し、現地の顧客の嗜好に合った製品の開発・営業を加速させることで、北米でのコンシューマーフーズ事業は2020年度までに売上高3億米ドル(260億円)への成長を目指す。