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パナソニック、医薬品輸送など向け保冷BOXレンタル

2024年3月6日 (水)

サービス・商品パナソニックグループは6日、パナソニックが、厳格な温度管理が必要となる医薬品や治験薬などの輸送向けに、真空断熱保冷ボックス「VIXELL」(ビクセル)を大容量化した「VIXELL Pallet」(ビクセル・パレット)のレンタルサービスを4月から開始すると、発表した。

▲VIXELL Pallet(出所:パナソニックグループ)

医薬品の国際輸送には、一般的に冷却装置を備えた「アクティブタイプ」の輸送方法が使われるが、電源の確保などの面でトラブルが起きる可能性がある。その対策として、保冷剤を使う「パッシブタイプ」の輸送容器の採用も増加している。ただ、保冷できる期間が3〜5日間と短いことなどが課題だった。

今回のビクセル・パレットは、パッシブタイプでありながらも、真空断熱技術を高めることで10日間の保冷を実現した。一般的なパッシブタイプと比べても軽量なため、航空運賃コストの削減にも貢献する。

ビクセル・パレットは内容積が416リットルで、重量は175〜190kg。保冷温度帯は2〜8度。

真空断熱容器の外皮が一般的な真空断熱パネルより3〜10倍厚いなどして丈夫な特性を活かして、同社は、使い終わったビクセル・パレットを回収して再利用する海外輸送向けレンタルサービスの提供も始めるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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