三菱自、軽商用車「ミニキャブバン」など改良

荷主三菱自動車は14日、軽商用車「ミニキャブバン」と軽乗用車「タウンボックス」に、燃費向上を目指した一部改良を施し、同日から全国の系列販売会社を通じて販売を開始すると発表した。

燃費性能の向上を図るためのCVT（無段変速機）が新たに採用された。価格は消費税込みで、ミニキャブバンが119万2400円から188万5400円、タウンボックスが192万1700円から214万9400円。

▲ミニキャブバン「G」（出所：三菱自動車）

ミニキャブバンでは、一部グレードにCVTを採用し、従来の4ATと5MTを継続するEグレードを新設。ブラボーはターボを採用し、キーレスオペレーションシステムやスライドドアイージークローザーなどを標準装備し、乗用車としての利用にも対応する。GグレードにはLEDヘッドライトや運転席シートヒーターなどを標準装備し、安全性と快適性を高めている。

タウンボックスの全グレードでは、トランスミッションをCVTに一新。LEDヘッドライトや助手席シートバックテーブル、電動格納式リモコンドアミラーなどを標準装備とし、装備を充実させた。

燃費性能の向上とともに、走破性も強化した。CVT車では従来の機械式4WDから電子制御4WDに変更され、路面状況に応じた駆動力制御が可能になった。加えて、「4WD AUTO」を含む3つのモード設定と「ぬかるみ脱出アシスト」機能を搭載し、悪路での走破性を向上させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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