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ウェザーニューズ、気象センサーに熱中症指数表示

2024年3月15日 (金)

サービス・商品ウェザーニューズ(千葉市美浜区)は14日、高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」で熱中症の危険度を判定する「暑さ指数(熱中症リスク)」の提供を開始したと発表した。また、アラート機能にメール通知を追加し、回転灯などの機器との連携も可能になった。

▲ビル屋上に設置されたソラテナPro(出所:ウェザーニューズ)

ソラテナProは、気温・湿度・雨量・風速など7つの気象要素を1分ごとに観測する気象観測機。小型・軽量なため設置が容易で、電源を入れるだけで観測が開始される。災害レベルの大雨(1時間に50ミリ)や強風(風速50メートル)を観測できることに加え、「ウェザーニュース」のアプリやパソコン版の専用ウェブサイトから観測データだけでなく、天気予報や雨雲レーダーも確認できるため利便性にも優れている。

昨年は、熱中症搬送者数が9万人を超え、うち10%は道路工事などの仕事場で発生しており、過去5年間で最多となった。今夏も平年より気温が高く危険な暑さが予想されることから、企業の現場の観測データをトリガーにした迅速な熱中症対策を実現するためソラテナProで暑さ指数の提供を始めたという。ソラテナProで観測された気温や湿度、風速などをもとに、環境省熱中症予防情報サイトに示されている屋外でのWBGTの計算式を用いて暑さ指数を算出する。

ソラテナProは、気温や暑さ指数などの各種データが設定値を超えた場合に、アプリのプッシュ通知で知らせるアラート機能を備えており、今回新たにメール通知を追加。これにより、建設現場で用いられる回転灯のような、メール通知をトリガーにした機器との連携が可能になる。作業現場や事務所など状況に併せて、回転灯・メール通知・プッシュ通知を使い分けることで、迅速な周知や見逃し防止の実現につながるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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