ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

AZ-COM丸和がC&FロジにTOB、子会社化目指す

2024年3月21日 (木)

M&AAZ-COM(アズコム)丸和ホールディングス(HD)は21日、C&Fロジホールディングス(HD)にTOB(公開株式買い付け)を実施すると発表した。C&FロジHDの完全子会社化を目指す。

アズコム丸和HDからの経営統合案を、C&FロジHD側は拒否していたが、アズコム丸和HDでは統合によるメリットは大きいと見てTOBでの子会社化に踏み切ったもの。TOBは5月上旬に開始予定で、1株当たり3000円での買い付けを計画。買い付け予定数の下限を1084万8304株としている。

アズコムは、同社のアマゾンジャパン(東京都目黒区)を主要な取引先とするラストワンマイル事業やEC(電子商取引)、3PL事業の総合力と、コールドチェーン物流に強みを持つC&FロジHDとのシナジーにより、低温食品物流業界で確固たる地位を確立するとしている。

具体的には、アズコムグループの247拠点と、C&Fグループの127拠点で共同配送網を形成し、センター運営を効率化することで両社の収益力向上を図る。また、スケールメリットを生かし、低温物流業界における売上高ではニチレイロジグループ本社とヤマトホールディングスに次ぐ3番目の市場規模となる見通しとしている。

▲低温物流事業におけるスケールメリットのイメージ(クリックで拡大、出所:AZ-COM丸和ホールディングス)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com