サービス・商品AZ-COM丸和ホールディングス(アズコム丸和HD)と地図事業のジオテクノロジーズ(東京都文京区)は3日、働き方改革関連法でトラックドライバーの時間外労働規制が強化されることによる「物流の2024年問題」対策や脱炭素化に向けた物流DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションの開発に関するアライアンスを締結したと発表した。
24年問題や燃料費高騰、脱炭素化などさまざまな課題が山積するなか、トラック運送と位置情報ソリューション開発のノウハウを掛け合わせることで、人手不足や効率輸送による燃費改善を後押しする。
具体的には、運送業界向けに導入しやすい利用価格で、専用機器が不要な位置情報プラットフォームの開発に取り組む。スマートフォンでドライバーの運送業務を支援し、運行管理者がPC端末だけで業務を一元管理できるようにする。アズコム丸和HDでの試験利用、導入を経て、23年1月に全国展開していく予定。