調査・データ門司税関は21日、2023年の門司税関管内の輸出金額が初めて3兆円を超え、過去最高の 3兆2092億円に達したと発表した。
23年に輸出された自動車(中古車を含む)の数量と金額は、95万2344台と3兆2092億円で金額は過去最高。19年と比較すると数量は15万1143台減少したが、金額は9799億円に増加した背景には、為替レートの円安の影響、輸出される自動車の車種の変化や性能向上により通関単価が上昇したことが要因だという。
乗用車輸出の地域別シェアでは、数量・金額ともに1位北米、2位アジア、3位西欧で、同3地域の数量は門司税関全体の70%を超え、金額は約80%を占める。仕向国別シェアでは、数量・金額ともに1位アメリカ、2位中国、3位カナダで、北米と中国で門司税関全体の数量の40%、金額は50%を超える。
輸出された新車種については、ガソリン車が数量・金額ともに約70%を占めるが、EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)、HEV(ハイブリッド自動車)が急激に増加しており、数量は全体の4分の1、金額は全体の3分の1を占め、ディーゼル車は数量・金額ともに約2%である。
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