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アイリスオーヤマ、障がい者雇用事業部を全国拡大

2024年3月27日 (水)

環境・CSRアイリスオーヤマ(仙台市青葉区)は27日、障がいを持つ従業員を指導・支援しながら業務を行う「SP(スペシャルパートナー)事業部」を、角田I.T.P.(宮城県角田市)に1日付で新設し、年内に10人程度の障がい者を新たに採用すると発表した。

政府は「障害者雇用促進法」に基づき、障がい者の法定雇用率の引き上げを決定しており、民間企業では、現行の2.3%から2024年4月に2.5%、26年7月に2.7%と段階的に引き上げられるが、宮城県内に本社を置く企業と地方公共団体の23年の障がい者雇用率は2.29%(全国40位)と法定雇用率を下回っており、障がい者の雇用促進は急務となっている。

▲「SP事業部」の業務の様子(出所:アイリスオーヤマ)

同社は、6288人の従業員に対して131人の障がいを持つ従業員を雇用しており、23年の障がい者雇用率は法定雇用率を上回る2.36%となっており、SP事業部は04年大河原工場(宮城県柴田郡)での設置以降、現在までに全国5か所の工場や拠点に拡大し、ことし4月には鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)でも新設を予定するなど、全国各地で障がい者雇用を一層強化していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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