経済産業省、印・中南米SC強靭化PGに１億円交付

国際加賀電子はこのほど、メキシコでのEMS生産体制の強化に向けた新工場建設プロジェクトが、「インド太平洋・中南米地域サプライチェーン参画支援事業」に採択され、補助金として同事業上限額となる1億円が交付されることが確定したと発表した。

EMSは電子機器の開発・生産を受託するサービス。同支援事業は、経済産業省が日本とインド太平洋・中南米地域のサプライチェーン強靭化に資する事業者の取り組みを促進するための補助金制度。

同工場は、既存顧客からの受注増加や、米国市場向けの空調機器用電装基板組立て事業における新規顧客獲得を目的としており、最新の省エネ設備の導入によって、生産効率の向上や環境に配慮したモノづくりを実現させる。

将来的には、ユニット組立て、電装基板実装、部品成型、板金加工、完成品組立て機能を備えた一貫生産体制に拡充させ、工場内データの可視化や、同社が国内外10か国で展開するグローバルEMS拠点間でのデータ連携可能システム導入を実現させ、北米と中南米市場での生産需要に対応する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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