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住友ゴム工、リチウム硫黄電池研究会を設立

2024年4月2日 (火)

拠点・施設住友ゴム工業は1日、化学品事業を展開するADEKAと、次世代電池として期待されている硫黄系電池の事業創出を目的として「硫黄系電池事業創出研究会」を設立したと発表した。

リチウム硫黄電池はリチウムイオン電池と比較して高いエネルギー密度を持つため、バッテリー性能の向上と軽量化が可能で、発火可能性が低いという特徴を持つ。また、コバルトなどのレアメタルを電池の材料として使用せず、日本にも豊富に存在する硫黄を使用するため、安全で低コスト、高性能な蓄電池への実用化が期待されている。

▲リチウム硫黄電池の構造(出所:住友ゴム工業、クリックで拡大)

同社は高品質なタイヤの製造技術で蓄積した硫黄に関する優れた配合、加工、可視化技術を有する。リチウム硫黄電池の重要部材である硫黄系正極活物質の技術開発を促進することで、EV(電気自動車)、ドローン、無人飛行機、空飛ぶクルマ、人工衛星などの分野における製品性能や持続可能性の実現を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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