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商船三井、鉄鋼壁面走行ロボットで認証取得

2024年4月3日 (水)

ロジスティクス商船三井は2日、住友重機械工業、エム・オー・エル・シップマネージメント(東京都港区)とともに、鉄鋼壁面走行ロボットについて、船舶の点検業務を目的とした実証試験に基づき、日本海事協会(ClassNK)の審査を受け「Innovation Endorsement認証」を取得したと発表した。同認証は、先進的な取り組みを適用した製品やシステムを評価するもの。

▲「鉄鋼壁面走行ロボット」(出所:商船三井)

同ロボットは、垂直壁の走行だけでなく、曲面や凹凸に対する高い走破性を特長とし、人やロボットでのアクセスが困難であった高所へ移動し、該当部分の鮮明な写真撮影や点検を行える。また、オペレーターの遠隔操作により鉄板の板厚計測も可能で、0.01ミリ単位で測定可能。

同ロボットの活用により、高所作業の危険回避だけでなく、足場設置が不要になるため労務費用や足場費用の削減が可能となる。また、閉所空間での作業にも対応可能なので、船員の酸欠事故のリスクも低減できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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