大和物流、上野マルイの館内物流業務を受託

サービス・商品大和物流（大阪市西区）は3日、4月より大型商業施設「上野マルイ」（東京都台東区）において入居するテナント企業向けに施設内ラストワンマイルを担う館内物流サービスの提供を開始したことを発表した。

▲館内物流サービスの様子（出所：大和物流）

上野マルイでの館内物流業務は、これまで丸井グループの物流会社であるムービング（埼玉県戸田市）が担当していたが、運営効率化の検討の結果、大和物流の館内物流の運営ノウハウを活用し、効率化を図ることが決定された。ムービングの管理の下で同社が館内物流作業を実施・運営する体制へ移行する。

同社は大和ハウスグループの商業施設を含む5施設で館内物流を運営しているが、グループ外の商業施設での館内物流運営は初の取り組みとなる。

また、ムービングが開発した施設内館内物流システムをカスタマイズして効率化を図り、自社システムとの連携によるバックオフィス業務の効率化や業務改善も目指す。

上野マルイは、地下2階・地上9階、売り場面積1万6390平方メートルの大型商業施設であり、衣服類や雑貨、飲食店など101店舗が出店。また、期間限定のショップやイベントも随時開催されており、同社は、館内物流作業の効率化と施設価値のさらなる向上での貢献を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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