ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国交省、運転手の指導・監督マニュアルを一部改正

2024年4月4日 (木)

行政・団体国土交通省は4日、「自動車運送事業者が運転者に行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」の一部改正について、全日本トラック協会など関係者団体に対し、改正内容の周知を図るよう依頼文書を発出した。

改正内容は、運転者が日本経済を支える物流の主役としてのプロ意識と誇りを持ち、安全・確実・迅速な輸送を実現するためのもの。適切な事業運営のために、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法、道路交通法をはじめとした関係法令の順守が強調されている。

また、運転者に車両の特性を把握させ、運転上の注意点を理解させること、適切な貨物の積載方法や積載重量を理解させること、道路状況や気象状況を踏まえた計画に基づく運行の実施、防衛運転の徹底や非常時対応の指導などが含まれる。さらに、運転者適性診断の結果を活用し、健康管理の徹底も求められている。また、運転手との密なコミュニケーションで、運転手の健康状況を把握することの重要性が示された。

この改正は、トラック運転者を含むすべての事業用自動車の運転者への指導・監督の質を高め、交通事故の防止と安全な物流の確保を目指すものとして、関係事業者への周知徹底が求められている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com