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地政学リスク対応へ輸送中商品の可視化を、Shippio

2024年4月10日 (水)

イベントデジタルフォワーダーのShippio(シッピオ、東京都港区)は、10日から12日までインテックス大阪で開催される関西物流展に出展している。

▲Shippio、関西物流展での展示ブースの様子

シッピオのブースでは、国際物流の状況・貨物スケジュールをクラウド上で一元管理することで、受発注や在庫管理の最適化を実現するプラットフォーム「Shippio」や、荷主向け国際海運クラウド「Any Cargo」(エニーカーゴ)を実際に体験できるデモンストレーションが展示されている。

エニーカーゴは、これまでブラックボックスだった国際物流を可視化することで、洋上在庫の把握が可能となり、余剰在庫の減少や在庫適正化によるキャッシュフロー改善が期待できるという。また、シッピオならではの精度の高いトラッキングサービスにより、本船動静の自動更新を実現。貿易実務の工数削減が可能となり、省人化に貢献する、としている。

さらに、「輸送中商品の可視化機能」の案内も行われる。Excelファイルをアップロードするだけで商品情報を登録でき、洋上在庫を含む商品の輸送状況が、商品単位で確認できるサービスだ。これにより生産管理者は、より緻密な発注計画や在庫計画の立案に活用できるという。

コロナ禍のサプライチェーンの混乱に始まり、スエズ運河とパナマの運河でのトラブル、アメリカ東海岸での港湾ストライキ、ボルチモアでの橋崩落など、海運を巡る困難はいつどこで起こるかわからない。グローバルな規模で調達、物流、販売を行っている企業にとっては、サプライチェーンの各プロセスがどのような状態にあるのかをリアルタイムで把握できないのは死活問題ともいえる。サプライチェーンの中で自社の製品や材料がどのように動いているのかを即時に把握できるソリューションがあって初めて、より精度の高い在庫計画、生産計画が可能になるだろう。

同社は4月17日に、「商社目線で考える『サプライチェーンの可視化』の進め方〜国際物流から国内物流まで〜」と題したオンラインイベントを開催予定。関西物流展の同社ブースには、同イベントに登壇予定の真畑皓マーケティング・マネージャーが常駐しており、イベントに先駆けての相談にも応じてくれるという。

https://service.shippio.io/seminar/20240417

Shippioブース番号:B4-18

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