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三菱造船、アンモニア燃料供給・処理装置受注

2024年4月11日 (木)

環境・CSR三菱重工グループの三菱造船は10日、ジャパンエンジンコーポレーションからアンモニア燃料供給装置(AFSS)とアンモニア処理装置(AGAS)を受注したと発表した。AFSSはアンモニア燃料を舶用アンモニア燃料エンジンへ供給し、AGASは余剰アンモニアを安全に処理する。両システムは遠隔自動制御で統合され、2025年内の納入が予定されている。

▲アンモニア燃料供給装置(出所:三菱造船)

海上輸送の脱炭素化に向け、アンモニアはCO2を排出しない次世代燃料として期待されており、国際海事機関は50年頃までに温室効果ガス(GHG)排出ネットゼロを目指している。三菱造船はアンモニアハンドリング技術と知見を活かし、舶用アンモニアハンドリングシステムメーカーとして、安全性と信頼性を重視した製品供給を行う。

また、三菱造船は海洋システムインテグレーターとして、アンモニア燃料船の造船エンジニアリングサービスや建造支援などを提供し、海上物流の発展と環境負荷低減への貢献を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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