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セイノーCVCに日本政策投資銀行など参画

2024年4月11日 (木)

財務・人事セイノーホールディングス(HD)は11日、同社がアンカーLP(リミテッドパートナー)として参画する投資ファンド「Value Chain Innovation Fund」(VIF)に、日本政策投資銀行など2社がLPとして新たに参加したと発表した。計15億円の追加出資により、運用資金は総額85億円となった。

VIFでは2023年4月に発足して以来、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)としてスタートアップ企業8社に投資を実行。物流領域を主な投資対象としつつ、サプライチェーンの川上、川下にも投資領域を拡大し、バリューチェーン全体への価値提供をすることで、現状課題に対して包括的なアプローチを行うことにつなげる。

セイノーHDは19年2月に、同社をLP、Spiral Innovation Partners(スパイラルイノベーションパートナーズ、東京都港区)をGP(ゼネラルパートナー)として、VIFの前身である「Logistics Innovation Fund」(LIF)を設立。スタートアップ企業と物流周辺領域の課題解決に向け支援を行っていた。

その後、投資領域を物流周辺のみでなく、調達から販売後のサービス提供までバリューチェーン全体へ広げることが、物流業界の課題解決によりつながるとの考えから、23年6月に、承継ファンドとしてVIFを設立し、70億円で運用を開始。今回の出資によりファンド規模は85億円となり、今後は100億円まで募集する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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