日本通運、熊本に半導体関連産業用の拠点を新設

▲NX熊本ロジスティクスセンター外観（出所：NXHD）

拠点・施設NIPPON EXPRESSホールディングスは17日、グループ会社の日本通運が、半導体関連産業に対応した「NX熊本ロジスティクスセンター」（熊本県益城町）の正式な稼働を開始したと発表した。

同センターは2階建ての鉄骨造、延床面積は8755平方メートル。半導体の保管に最適な温湿度管理が可能な空調設備を完備しているほか、非常用発電機や高度なセキュリティーシステム、太陽光発電設備を導入するなど、災害時のBCP対策を徹底した。

半導体大手TSMC（台湾）が熊本県内で半導体製造工場を設立し、地域の半導体産業が注目されているなか、日通は新施設を通じて、半導体産業に特化した物流サービスを強化し、地域経済の発展に寄与する計画だ。ことし2月には九州半導体事業所も設立しており、業界特有のニーズに対応した専門的なサービスを提供している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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