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日通、熊本県益城町に半導体物流センター建設

2023年5月26日 (金)

拠点・施設日本通運は26日、2024年3月に稼働を予定する「熊本ロジスティクスセンター」(熊本県益城町)の建設で、熊本県益城町と立地協定を5月19日に締結したと発表した。

▲左から熊本県 蒲島知事、日本通運 坂田執行役員、益城町 西村町長(出所:日本通運)

「熊本ロジスティクスセンター」は、半導体関連企業向けにサービスを提供する物流施設。台湾の半導体メーカーのTSMC(台湾積体電路製造)が熊本県で進める半導体製造工場の建設によって、半導体関連企業が集積し、物流需要が急速に増加することを見越して、日通が建設を進めている。

センターには、最新の物流システムと豊富な物流分野の経験を持つ日本通運のノウハウを結集。熊本県と益城町が強力な支援体制を敷き、半導体関連産業などの顧客企業に高品質な物流サービスを提供する拠点として運用するほか、現地の雇用も創出する。

NIPPON EXPRESSホールディングス(HD)は、グループの経営計画で半導体関連産業の取り組みの強化を掲げている。「熊本ロジスティクスセンター」は、その一環となる。

■概要
名称:日本通運 熊本ロジスティクスセンター
所在地:熊本県上益城郡益城町平田2561-1
構造:鉄骨造2階建て
延床面積:8755平方メートル
主要設備:
空調(前室:作業用空調25度プラスマイナス5度、保管室:20度~25度)
非常用発電機(24時間)、録画式監視カメラ(屋外10台、屋内30台)
太陽光発電(倉庫屋根に設置)、避雷設備
稼働予定日:2024年3月