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日清製粉、福岡地区の生産拠点を再編

2011年1月31日 (月)

荷主日清製粉グループ本社は31日、日清製粉が福岡市から企業誘致を受けて須崎埠頭(福岡市中央区)に事業用地を取得し、生産能力日産520トン、2ラインの製粉工場を建設すると発表した。

 

日清製粉の九州地区では現在、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)と筑後工場(福岡県筑後市)の2工場体制で、両工場とも内陸部に位置するために製造コストが割高となっており、ローコストオペレーションの構築が課題となっていた。

 

これに伴い、2014年春に新工場を建設するとともに、鳥栖、筑後の両工場を閉鎖することで生産集約による生産性向上を実現し、コスト競争力の向上を図る。須崎埠頭は、海外からの小麦輸入の九州での主要拠点であるとともに、今後の穀物船の大型化を見据えた港湾の整備が進められている。