調査・データTOPPANデジタル(東京都文京区)と東芝デジタルソリューションズ(東芝DS、川崎市幸区)は24日、TOPPANグループの工場倉庫管理の最適化の取り組みの一環として、東芝が開発した量子インスパイアード最適化ソリューション「SQBM+」を活用し、ピッキングルートと棚配置の最適化を図る共同研究を実施したと発表した。
同研究では、SQBM+と古典的なアルゴリズムや計算手法を使用して問題を解決する古典ソルバーを組み合わせたハイブリッド解法と、TOPPANグループの業務ノウハウに基づいた最適化計算モデルを考案。TOPPANグループの工場の実データで研究成果を検証したところ、TOPPANグループが利用しているツールによるシミュレーションに比べ、ピッキング作業時間が15%短縮されたとしている。
ハイブリッド解法により、棚の配置とピッキングルートの最適化を1つのタスクに統合し、棚配置を最適化するたびに実施する必要があるピッキングルートの最適化を、高速で安定してできるようにした。
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