大王製紙、物流子会社6社を統合

ロジスティクス大王製紙は1日、子会社再編の一環として、21日の株主総会で物流子会社6社を統合すると発表した。

大王紙運輸（愛媛県四国中央市）を存続会社とし、同社が名古屋紙運輸、北関東紙運輸、大宮運輸、エリエール運輸、三和倉庫作業の5社を吸収合併する。

大王紙運輸は、合併に伴い「ダイオーロジスティクス」に社名を変更する。統合後の物流子会社の売上規模は200億円強となる見込み。

物流子会社のほか、ダンボー製造、販売、H&PC加工品、三島工場の構内会社、エンジニアリング、ゴルフ場運営の7分野でも子会社群を統合し、経営効率の向上を図る。

これらの改革により、大王製紙は固定費圧縮、物流コストの低減、一括購入の実施による収益改善を図り、2014年度に年間20億円の改善効果を見込む。