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ツナグテ、北海道で物流効率化実証実験

2024年5月20日 (月)

調査・データ物流システム、コンサルティングのTSUNAGUTE(ツナグテ、東京都千代田区)は14日、経済産業省の委託事業で2023年度の「流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業」を受託し、北海道で実証実験を行った成果を発表した。

TSUNAGUTEは北海道での実証実験を通じて、物流情報の電子化とデータ連携の有効性を検証。実験では、納品伝票をデジタル化し、システム間で情報を共有することで、紙の伝票を使用する際の時間と労力を削減できることを確認した。

さらに、共同輸配送のルート分析を行い、複数の企業間で物流データを共有することで、共同輸配送の可能性を探る試みも実施。この分析には、パレット移動情報や鉄道貨物の時刻表データも活用し、共同輸送の効率的なルートを提案できることが示された。

▲実証実験の概要(クリックで拡大、出所:TSUNAGUTE)

この実証実験により、物流情報の電子化とデータ連携が物流業界にもたらすメリットが明らかになり、今後の物流DX推進に向けた具体的な取り組みが進むことが期待される。また、TSUNAGUTEはこのプロジェクトを通じて得た知見を活かし、持続可能な物流システムの構築を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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