エスティ、物流不動産特化の情報DB公開

サービス・商品商業用不動産データを取り扱うestie（エスティ、東京都港区）は23日、物流不動産の賃貸マーケット情報を網羅的に収集可能なデータベース「estie 物流リサーチ」を提供開始したと発表した。

エスティは、商業用不動産のスタートアップで、2018年の創業以来オフィス領域において複数のサービスを展開してきた。estie 物流リサーチの提供に伴い、このほど物流不動産の領域にも進出する。

エスティの調査によると、物流不動産市場では18年以降に多少の停滞期があったものの、21年以降の供給は再び急速に伸び、直近5年間で1万平方メートルを超える大型物流不動産が600棟以上供給されている。また、複数の市況レポートによると、直近の大量供給により空室率が上がっていると指摘されており、物流不動産の賃貸市場が変化している。エスティはこうしたことを背景に、物流不動産領域に進出するとしている。

estie 物流リサーチは、物流不動産の投資に必要な「建物情報」「募集情報」「入居テナント情報」を集約し、任意の切り口で検索できる。また、情報の閲覧だけでなく、競合物件のスペック情報の比較や周辺物件の位置関係の表示、資料作成のためのエクセル出力などが可能だ。

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LOGISTICS TODAY編集部

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