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井本商運、内航初の機関シミュレータ導入

2024年5月28日 (火)

ロジスティクス井本商運は27日、同社グループ会社の神戸海洋技術が、民間では初となる749型小型内航船の機関室を模した機関シミュレータを導入したと発表した。また、内航船員向けERM(エンジンルーム・リソース・マネジメント)訓練を立ち上げ、日本海事協会(NK)の認証を5月15日に取得したことも合わせて発表した。

▲機関シミュレーター全景(出所:井本商運)

同訓練は、内航船員の安全運航の能力向上とトラブル発生時の周囲への情報伝達など、コミュニケーション能力の向上を目的とし、座学、機関シミュレーターを利用した演習や事故事例を用いたグループディスカッションで構成されている。

修了生は運用レベルで安全な機関監視を維持する能力と、エンジンルーム・リソース・マネジメントの原則に関する知識を習得できる。神戸海洋技術では、すでに導入済の操船シミュレーターと機関シミュレーターを連携し、1隻の船の現場を再現することを計画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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