ロジスティクスエア・ウォーターは30日、グループ企業の北海道エア・ウォーター・アグリ(北海道旭川市)とエア・ウォーター物流(札幌市中央区)が、2023年度の「エコシップマーク」優良事業者に選定されたと発表した。選定は国土交通省と学識経験者からなるエコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会によるもの。
北海道エア・ウォーター・アグリは、エア・ウォーター物流と連携し、北海道から関東近郊へのじゃがいもやかぼちゃなどの青果物の輸送を、陸上輸送(片道1258キロ)から海上輸送(苫小牧港-大洗港の754キロ)に切り替えることで、トラック輸送に比べCO2排出量を40.5%削減した。
エア・ウォーター・アグリは「生産者と消費者を幸せに。そしておいしい野菜を全国へ。」をスローガンに掲げ、青果卸、冷凍・レトルト野菜の製造・販売、農作業代行の3事業を展開。北海道産の青果物を全国の食品メーカーや量販店に届けるため、エア・ウォーター物流にトレーラー輸送を集約化し、今後はさらなるモーダルシフトを推進する方針だ。
エコシップマーク認定制度は、海運事業者や荷主企業が一体となり、省エネやCO2削減に効果的なフェリー、RORO船、コンテナ船、自動車船の利用を促進することで、海上貨物輸送へのモーダルシフトを図ることを目的としている。モーダルシフトを積極的に推進する優良事業者に対し、エコシップマークの使用が許可される。
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