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オカムラ、サステナ活動連動の社債発行

2024年5月31日 (金)

サービス・商品物流システム事業などを手掛けるオカムラは30日、環境保全活動と連動する社債、サステナビリティ・リンク・ボンドの発行条件を決定したと発表した。

同社債は、環境保全への取り組みを推進し、企業の社会的責任を果たすために発行されるもので、5年間の発行期間中に2020年度比で温室効果ガス排出量を30%削減する目標を掲げている。この目標達成の成否により、特定の条件が変化する仕組みとなっている。

社債の名称は「オカムラ第17回無担保社債」(サステナビリティ・リンク・ボンド)で、発行額は50億円、利率は0.931%。発行日は24年6月5日で、償還日は29年6月5日。

サステナビリティ・リンク・ボンドの特徴として、発行体が設定した重要な評価指標(KPI)とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)に基づき、条件が変動することが挙げられる。具体的には、26年度に温室効果ガス排出量を2020年度比で30%削減することが目標とされている。この目標が判定日までに達成されない場合、発行額の0.15%相当額を環境保全活動を目的とする団体に寄付することが義務付けられる。5月30日現在、9企業が投資を表明している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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