国際ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は4日、新開発船型バルクキャリア「FIRST DELPHINUS」(ファースト・デルフィナス)を有明事業所(熊本県長洲町)にて引き渡したと発表した。
同船は、フランス・ダンケルク港に入港できる最大船型で、最新の省エネ技術を織り込んだ環境性能に優れたバルクキャリア。N-181000DWT型バルクキャリアの5番船に当たる。
GHG(温室効果ガス)排出規制であるEEDI(Energy Efficiency Design Index)において、2025年以降の契約船に適用されるフェーズ3レベルを先取りし満たしているほか、バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx(窒素酸化物)排出規則ティア3に適合するなど、さまざまな環境規制に対応している。また、最新の解析技術を駆使し、低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発するとともに、独自の省エネデバイスの最適化により、大幅な燃費削減を実現している。
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