
▲6月5日に行った進水式の様子(出所:センコーGHD)
荷主センコーグループホールディングス(GHD)と日本貨物鉄道(JR貨物)は5日、新造船「扇望丸」の進水式を行ったと発表した。同船は災害発生時に鉄道網が寸断された場合、JR貨物のコンテナを代行輸送するために建造されたもので、8月に就航予定。
近年、自然災害の頻度が高まり、災害時に道路や鉄道が寸断されることが多くなっている。そのため、扇望丸は通常時はセンコーグループが顧客の原料や資材を輸送する専用船として運航するが、災害発生時にはJR貨物のコンテナ(12フィート)を最大80個積載し、迅速な代行輸送を行う。
センコーグループは、この新造船の就航を機に、既存顧客との取引拡大だけでなく、災害時の代替輸送にも迅速に対応できる体制を確立し、鉄道輸送サービスの安定化に寄与する。
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