
▲船舶外観イメージ(出所:センコーHD)
環境・CSRセンコーグループホールディングス(GHD)と日本貨物鉄道(JR貨物)は12日、大規模災害により鉄道の供給ラインが遮断されるなどの有事に備え、災害時にJR貨物の荷物を代行輸送するための内航船を共同で1隻発注した、と発表した。来春に完成予定。
平常時はセンコーグループのセンコー汽船(東京都江東区)が内航船として運用し、災害時などに陸路が遮断され鉄道が使用できない場合は、JR貨物の利用運送業者から引き受けた荷物の輸送に優先して投入される。JR貨物は2030年に向けた長期ビジョンのなかで、「安心・安全な物流サービス」の実現に向けて輸送モードの複線化を図っており、今回はその取組の一環となる。センコーグループはJR貨物の利用運送業者として、安定輸送に協力する形だ。

▲災害時船舶代行輸送イメージ
貨物船は内航船の代表的な船型となる499トン型で、載貨重量は1600トン。12フィートコンテナを80個積載できる。出資比率はセンコーGHDが70%、JR貨物が30%。
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