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プロロジス、岩手県内で2件目のマルチ施設着工

2024年6月6日 (木)

拠点・施設プロロジスは6日、岩手県金ケ崎町で「プロロジスパーク北上金ケ崎」の起工式を開催したと発表した。同社にとって、岩手県内では2023年11月に完成した「プロロジスパーク盛岡」に続く2件目のマルチテナント型物流施設となる。26年1月に完成予定。

▲「プロロジスパーク北上金ヶ崎」完成イメージ(出所:プロロジス)

開発地は、東北自動車道・北上金ヶ崎インターチェンジ(IC)に隣接し、盛岡市へ60分、仙台市へ90分、秋田市へは120分と、東北主要都市へのアクセスが良好だ。周辺には多数の工業団地が集まり、半導体メーカーや日用雑貨メーカー、自動車メーカーが立地するなど、生産・物流の拠点として適している。東北新幹線・北上駅や東北本線・金ケ崎駅からもアクセスしやすく、雇用確保にも優位性を持つ。

▲東北広域配送に最適な立地(クリックで拡大、出所:プロロジス)

施設は地上2階建て、延床面積は5万5000平方メートル。1棟最大の賃貸面積は5万2000平方メートルで、最小区画は5000平方メートルからで、最大6企業が入居できる。1・2階を縦に利用できるメゾネット型を採用し、荷物用エレベーターの設置により迅速な縦搬送が可能となっている。

1階には建物内部を通る2つの車路に沿って64台が接車できるトラックバースを設け、悪天候でのオペレーションも確保。寒冷・積雪対策として、融雪ヒーターを装備した雨どいや除雪サービスを提供し、降雪時にも安全で機動性の高いオペレーションを可能とする。また、環境負荷低減への取り組みとして、高天井用センサー付きスマートLED照明を設置予定で、施設屋根面には太陽光発電設備の設置も検討している。

「プロロジスパーク北上金ケ崎」概要
所在地:岩手県金ケ崎町六原土井道合、後平地内
敷地面積:7万8500平方メートル
延床面積:5万5000平方メートル
構造:鉄骨造、地上2階建て
着工:2024年6月
完成:2026年1月(予定)

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LOGISTICS TODAY編集部
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