プロロジス、岩手県金ケ崎町にマルチテナント型開発

拠点・施設物流不動産開発などを展開するプロロジスは14日、岩手県金ケ崎町に、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」の開発を決定した、と発表した。ことし6月に着工、2026年1月に完成を予定する。同県内では、23年11月に完成した「プロロジスパーク盛岡」に続く2件目のマルチテナント型物流施設となる。

▲プロロジスパーク北上金ヶ崎、完成予想パース（出所：プロロジス）

プロロジスパーク北上金ケ崎は、東北自動車・北上金ケ崎インターチェンジ（IC）の隣接地に開発される。金ケ崎町の北部、北上市では、南北に東北自動車道や国道4号、東西に秋田自動車道が交わる。そのため、東北地方各地にアクセスが良く、盛岡市に60分、仙台市に90分で到着できるなど、東北広域配送の好立地だ。

7万8500平方mの敷地に、地上2階建て、延床面積5万5000平方mのマルチテナント型物流施設として開発される。1棟最大の賃貸面積は5万2000平方m、最小面積は5000平方mからで、最大6企業が入居できる計画。

1階には64台着車できるトラックバースと、プロロジス初となる2つの屋内車路を設けた。寒冷地、積雪対策として施設の雨どいには、融雪ヒーターを整備する予定だ。プロロジスが除雪サービスを提供し、外構スペースの利用に干渉しない雪置き場を設置することで、降雪時にも安全で機動性の高いオペレーションを提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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