調査・データ東京商工リサーチは10日、2024年5月の「物価高」による倒産が87件に上ったと発表した。
これは前年同月比47.4%増で、コロナ禍以降最多となった。運輸業に焦点を当てると、燃料費や資材価格の高騰が影響し、道路貨物運送業で11件の倒産が確認された。総負債額は194億4100万円で前年同月比90.0%減少した。

(クリックして拡大、出所:東京商工リサーチ)
政府・日銀の為替介入にもかかわらず円安が続き、企業の経営体力を削っている状況だ。物流業界はコスト負担の増大に苦しみ、さらなる対策が求められる。
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