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物流倉庫スタッフの採用、85%以上が課題感じる

2025年9月17日 (水)

調査・データ物流向けITサービスを手がけるKURANDO(クランド、東京都品川区)は17日、物流倉庫を持つ企業の人材採用担当者の85%以上が、物流倉庫で働く人の採用・定着に課題を感じているとの調査結果を公表した。

同社は物流業界での人材採用・定着の課題を探るため、物流倉庫を持つ企業の人材採用担当者を対象に「物流倉庫における人材採用と定着に関する実態調査」を実施した。調査は8月27日から9月1日までインターネットを通じて行い、20代から50代の男女314人から回答があった。

調査結果によると「物流倉庫で働く人の採用・定着に何か課題を感じているか」と尋ねたところ、「はい」が86.6%となり、「いいえ」は13.4%だった。

「はい」と答えた人に具体的な課題を複数回答で尋ねると、「採用応募者数が少ない」が48.5%で最も多く、次いで「求める人材が採用できない」の43.8%、「採用費用が高騰している」の33.1%が続いた。

さらに、物流倉庫で働く人の採用1年後の定着率を尋ねたところ、「50%以上-60%未満」が26.1%で最も多く、次いで「70%以上-80%未満」の20.2%、「60%以上-70%未満」の17.7%が続いた。「70%未満」との回答は6割を超えた。

課題を感じている人に、働く人の定着やエンゲージメント(愛着・貢献意識)での課題(複数回答)を尋ねた問いに対しては、「給与や待遇が低い」の45.6%が最も多く、次いで「作業が単調でモチベーションを保ちにくい」の41.5%、「シフトの融通が利かず休暇を取得しにくい」の34.2%が続いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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