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物流へ人型二足歩行ロボの導入図る、INSOL-HIGH

2024年6月25日 (火)

サービス・商品物流ロボットの開発・販売を手掛けるINSOL-HIGH(インソルハイ、東京都千代田区)は25日、日本市場向けの量産型ヒューマノイドロボット(人型二足歩行ロボット)の開発・展開を目指して、中国のケプラー・エクスプロレーション・ロボティクスと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。ケプラーが開発した量産型ヒューマノイドロボット「Forerunner」(フォアランナー)を日本市場向けにローカライズし物流業界への導入を図る。

▲Forerunner(出所:INSOL-HIGH)

インソルハイは物流ロボット導入のコンサルティングサービスを展開しており、日本の物流環境に関する豊富なノウハウを持っている。ヒューマノイドロボットの本格的な運用に向け、両社は今後、物流現場を想定したテスト環境で実証実験を実施する。実験では、商品のピースピッキングやケース搬送のノウハウをケプラーと共有し、早期の運用開始を目指す。

また、インソルハイの「物流自動化」のノウハウを生かして各産業に順応するよう日本市場向けのローカライズを進めるとともに、専門機関と連携してリスクアセスメントや安全基準の策定も行い、ロボットの安全な現場運用の態勢構築を目指す。このほか、インソルハイは作業用アプリケーションを開発するほか、他社のアプリケーションを使用できるプラットフォームを構築し、さまざまな環境でロボットが自律してタスクを実行できるようにする。日本国内の大手企業との連携も進めており、ヒューマノイドロボットの本格的な販売体制を整えていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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