調査・データダイムラー・トラック(ドイツ)は7月31日、同社の2025年上半期および第2四半期の業績を発表した。
上半期のグループ全体の販売台数は20万6527台で、前年同期比で7%減少した。売上高は233億2500万ユーロで同7%減少した。調整後グループEBITは22万8200万ユーロで4%減、調整後ROSは9.4%(前年同期は9.3%)だった。なお第2四半期として見ると、販売台数が5%減の10万6715台、売上高が117億6700万ユーロで同6%減少した。調整後グループEBITは11億1800万ユーロで4%減、調整後ROSは9.3%(前年同期9.3%)だった。
売上高についてはグループ全体の販売台数の減少が大きく影響した。また市場の不確実性が継続し北米での受注が低調となった一方、メルセデス・ベンツ・トラックの受注は大幅に増加。バッテリー電気トラック・バス(ZEV)の販売台数は大幅に増加し1232台(前年同期比90.1%増)だった。
なお北米市場の不確実性が継続していることから、2025年通期の北米重量級クラス8市場の通期販売台数見通しを25万台-28万台(従来見通し26万台-29万台)に下方修正した。北米トラック部門の販売台数も13万5000台-15万5000台(同15万5000台-17万5000台)へ引き下げ。販売台数の見通しを引き下げたことに伴い、北米トラック部門の通期調整後ROSは10%-12%(同11%-13%)と予測している。
北米トラック事業の見通し修正に基づき、グループ全体の調整後EBITは36億ユーロから41億ユーロの範囲となる見込み。インダストリアル事業の販売台数は41万台から44万台(従来予想43万台から46万台)へ下方修正。売上高は440億ユーロから470億ユーロ(同480億ユーロから510億ユーロ)、調整後ROSは7%から9%(同8%から10%)へとそれぞれ引き下げた。
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