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SGHD、78の物流施設で太陽光発電を開始

2013年3月4日 (月)

ロジスティクスSGホールディングスは4日、グループ不動産事業を管理・統括するSGリアルティを通じ、グループ保有資産を活用したクリーンエネルギー供給事業を4月から開始すると発表した。

電力の安定供給や環境負荷低減に寄与することを目的に、78か所の施設で太陽光発電を行い、各地域の電力会社へクリーンエネルギー供給事業を開始するもの。

年内には78か所で最大18.3メガワットの発電規模となる見込みで、年間発電量は、4700世帯分の年間電力消費量に相当する。

同規模の自然エネルギー以外で発電した場合の二酸化炭素の排出量は9600トンと想定しており、太陽光発電によって排出量を削減する。

使用する太陽光パネルは、ソーラーフロンティアが宮崎県の工場で生産する国産のCIS薄膜太陽電池で、高い環境意識で設計・生産されていることと、実発電量の実績を評価して採用した。

最初に導入するのはSGリアルティ柏A棟(千葉県柏市)で、4月から発電開始。その後、1都1府29県の78施設で電力供給開始とする計画。同社は「今後も、新たに建設する施設や発電効率の良い地域検討していく」としている。

■太陽光発電設備の概要
発電規模:18.3メガワット
設置面積:18万5950平方メートル
パネル枚数:11万4410枚
パネル供給会社:ソーラーフロンティア(昭和シェル石油の子会社)
設置場所(エリア):九州20か所、四国4か所、中国7か所、関西7か所、中部18か所、関東19か所、東北3か所(計78か所)