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ハピネット、西日本物流拠点を佐川同居施設へ移転

2022年4月25日 (月)

国内ハピネットは25日、大阪府東大阪市に西日本の物流拠点を移転し、5月16日から稼働を開始すると発表した。西日本の玩具・カプセル玩具流通を担う物流センターを佐川急便の営業所と同居する施設へ移転することで、年間15トンのCO2削減を見込む。

移転先の施設は、佐川急便を中核とするSGホールディングスグループで不動産事業を展開するSGリアルティの施設内。佐川急便の配送機能を備える同施設に移転することで、物流業務の効率化と輸送リードタイムの短縮、輸送エネルギーの削減につなげる。

(出所:ハピネット)

これまで集荷や配達のために同社物流センターと佐川急便の営業所間を往復していた横持ち輸送が不要となる。この輸送でトラック走行時に排出していたCO2は年間15トンで、現在の排出量から95.5%の削減率になるという。

新拠点「ハピネット東大阪ロジスティクスセンター」は延床面積2万734平方メートル(6238坪)、建物構造は鉄骨造で、LED照明などによる省エネルギー化を進めるとともに、太陽光発電システムと蓄電池設備を導入して不足する電力をCO2フリー電力で賄う。

(出所:ハピネット)

現地は大阪中央環状線や阪神高速東大阪線など主要道路の結節点となっており、隣接する大阪市だけでなく大阪府全域への広域配送に適している。大阪メトロ中央線と直結する近鉄けいはんな線吉田駅から徒歩15分に位置し、雇用を確保しやすい立地。