調査・データNSユナイテッド海運は26日、2023年度の年次報告書を発表した。
2023年度の売上高は2331億円で、営業利益は216億100万円、経常利益は221億8500万円、親会社株主に帰属する当期純利益は179億8600万円となった。NSユナイテッド海運は、2030年に向けた新たな中期経営計画「FORWARD 2030 II」を策定し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進める方針である。
具体的には、メタノールDF船やアンモニア燃料船の導入を進め、2030年までにGHG年間排出量を2019年比で25%削減する計画である。また、既存の中核事業の深化を図り、長期契約による安定収益を確保することを目指している。さらに、人的資本戦略やDX戦略を強化し、持続可能な成長を目指す。株主への利益還元を重要な施策とし、配当性向30%を基準にさらなる株主還元を検討している。
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