KADOKAWA、出版物流は5割機能

荷主KADOKAWAは6月27日、システム障害および事業活動の現状について第3報を発表した。同社グループのデータセンターが6月8日にランサムウェアを含むサイバー攻撃を受け、経理機能や出版物流に影響が出ている。経理機能は7月初旬に復旧予定。

出版は通常通り行われているが、既刊の出荷は平常時の3分の1程度にとどまっている。WebサービスやMD事業も影響を受けており、段階的に復旧作業を進めている。

具体的には、経理機能の復旧を最優先とし、アナログ対応も含めた対策を進めている。また、出版事業では重版の優先順位を付けつつ、新刊の製造は通常通り行われている。物流についても、システムに依存しない対応を進め、出荷部数の回復を図っているとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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