東急とスカイドライブ､タイで空飛ぶクルマ事業検討

国際東急は6月28日、タイ大手財閥系企業サハグループとの合弁会社であるサハ東急コーポレーションと、ドローン事業を手掛けるSkyDrive（スカイドライブ、愛知県豊田市）、サハグループの中核企業サハ・パタナ・インターホールディングの3社間で、タイでの空飛ぶクルマ事業検討に向けた基本合意書を締結したと発表した。

▲バンコクでの締結式の様子（出所：東急）

この合意は、タイの慢性的な交通渋滞や環境汚染といった社会課題に対処するため、バンコク中心部から南東100キロに位置するシラチャでの事業実現可能性を調査するもの。シラチャは日系企業が多く集積する地域で、今後さらなる発展が見込まれるという。

東急はサハグループと共同で現地での事業推進を担い、空飛ぶクルマ「SD-05」のユースケースを検討する。この取り組みにより、新たな産業集積エリアの構築と地域経済の振興を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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