NX子会社、ベトナム北部で物流施設第二期着工

国際NIPPON EXPRESSホールディングス傘下のNXエンジニアリングベトナムは6月13日、ベトナム北部の重要港湾都市ハイフォン市で「ハイフォン・ロジスティクスセンター（第二期）」の地鎮祭を実施した。

▲第2期センター拠点完成イメージ（出所：NXエンジニアリングベトナム）

ベトナム北部ハイフォン市およびその近郊には多くの工業団地があり、日系企業だけでなく多くの外資系製造業が進出している。また、アジア圏内外への物流アクセスが容易な国際深水港を有していることから、ベトナム北部の玄関口としての機能も担っているという。

NXエンジニアリングベトナムが運営するハイフォン・ロジスティクスセンターは、2015年に第一期センターの稼働を開始。今回、新たに建設する第二期センターは、2025年2月末に完成し、3月からの稼働開始を予定している。

同センターでは、多様なニーズに応えるため、保管物に合わせた温度管理が可能な定温保管室を複数設け、ベトナム特有の高湿度環境にも対応するための大型空調設備を完備。これにより、湿度を常に70％以下に保ち、医療機器や電子機器など、温度や湿度管理が必要な高付加価値商品の保管に最適な環境を実現するとしている。

今回の第二期センター完成により、総倉庫面積約2万3500平方メートルに及ぶ物流拠点が構築され、ベトナム北部の物流能力がさらに強化されるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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