認証・表彰医薬品卸大手メディパルホールディングス(HD)は8日、物流子会社のメディスケット(埼玉県三郷市)が、全国9か所の高機能物流拠点(ALC)で、品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001」の認証を取得したと発表した。医薬品流通における持続可能性と品質水準の向上を目的とした取り組みの一環。
メディスケットは、厚生労働省が示すGDPガイドライン(医薬品の適正流通基準)に基づく品質管理体制を構築しており、今回の認証取得は、それに国際的なマネジメント基準を加えた形となる。審査では、物流の中断リスクに備えた災害対応体制や環境負荷の軽減、内部監査を中心とした継続的な改善体制などが評価された。
認証対象となったのは、医薬品の安定供給を担う9つのALC(高機能物流センター)。経営層が主導してPDCAサイクルを運用する体制が整備されており、「止まらない物流」や「顧客志向の品質目標」の実践も評価要素となった。
対象拠点は、埼玉ALC▽関東ALC▽南東京ALC▽神奈川ALC▽名古屋ALC▽南大阪ALC▽阪神ALC(以上、メディセオ)▽岡山ALC(エバルス)▽福岡ALC(アトル)。
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