財務・人事鴻池運輸が8日発表した、2026年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比6.7%増の892億9000万円、営業利益が同3.5%増の66億8400万円、最終利益が26.9%減の46億2600万円と増収も最終減益。前年同期に政策保有株式の売却益を計上していた反動が影響した。
複合ソリューション事業は、インドの鉄鋼関連子会社の連結化や国際旅客便の復便、空調機の改装案件増加、新規食品拠点の稼働などが寄与し、売上高は6.5%増の577億8100万円、営業利益は1.4%増の65億3800万円となった。
国内物流事業は、住宅関連商品の取扱量増加や適正単価の収受が奏功し、売上高は3.6%増の139億4200万円、営業利益は10.7%増の9億6600万円を確保した。
国際物流事業では、米国向け貨物が減少したものの、カナダ子会社の連結効果や海外現地での取扱拡大、大型案件の受注が業績を下支えした。売上高は10.0%増の175億5200万円、営業利益は11.0%増の11億9600万円だった。
通期業績は、売上高が前年比6.4%増の3670億円、営業利益が同2.9%増の220億円、最終利益が3.2%増の145億円と増収増益を予想する。
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